ハロウィン・キッズ・コンサート


平成18年10月22日(木)、箪笥地域センターに於いて新宿区更生保護女性会主催のハロウイン・キッズ・コンサートが盛大に開催されました。当日は多くの大学より、BBS活動の大学生ボランティアの協力をいただきました。以下に、早稲田大学広域BBS会副幹事長 楚山和司先生より賜りました参加学生の感想をご案内いたします。

先日は会員が大変お世話になりました。それぞれの感想を聞いたところ、非常に有意義な時間を過ごすことができたようで何よりです。また来年以降もお誘いいただければと思います。



井澤哲(早稲田大学政治経済学部政治学科一年)

今回のお手伝いは私にとって初めてのキッズコンサートでした。そういう意味では、とてもよい思い出になったと思います。日常を大学のキャンパスの中で過ごしている私は、子供が好きなのにもかかわらず、どうしても小さい子供達と触れ合う機会を持つことができません。午後に子供達が会場に入ってきたときも、正直少し動揺してしまいました。その状況を打開してくれたのは一人の男の子でした。まだうまく喋れなくても、元気に私に近づいてきて、気づいてみればコンサートの最初から最後までその子と一緒に過ごしていました。帰りがけにもお菓子配りをしていた私をわざわざ見つけて「ありがとう」と言ってくれました。その一言で今日本当に来て良かったと思えました。子供達はうまく(オーラルコミュニケーション)をとることができません。しかし、彼等の門戸は常に開かれていると思います。大人が歩み寄れば思った以上の理解が得られるのだと思いました。

今回私達を招待してくださった新宿区更生保護女性会の皆さんには本当に感謝しています。貴重な体験をありがとうございました。



 齋藤あゆみ (お茶の水女子大学生活科学部人間生活学科  
                       発達臨床心理学講座三年)   

歌や音楽が大好きで、小さい子とかかわるのも好きなので、短い間でしたが有意義な時間を過ごすことができました。改めて感じたのは、やはり音楽がもたらす影響は大きいということです。音楽を聴いたり歌ったりすることで笑顔が生まれ、自然に心がほぐれ、そこに交流が生まれ・・・一時間半も経ったとは思えない、あっという間のひと時でした。音楽には多くの言葉は要らず、音楽によってどんな年代をもつなぐことができ、その空間を共有できます。子供にとってこういったことは、今後にも活きるものであるように感じます。
今回のような貴重な機会を設けていただいた新宿区更生保護女性会の方々には非常に感謝しています。私は今後も子供にかかわる活動をしていきたいと思っており、次にまたこのような機会があれば、ぜひ参加したいと思っています。とても楽しい一日でした。ありがとうございました。


山口久美子(早稲田大学法学部三年)

主に非行少年の更生保護援助活動を行う早稲田大学広域BBS会の活動として、去年に引き続き今年も新宿区更生保護女性会主催のキッズ・コンサートに私もBBSの一員として参加しました。今年は新宿区内の保育園、幼稚園のお子さんたちが「笑った顔」という題材で紙のお皿に似顔絵を描いたものを、ホール内随所に展示しました。一枚の紙皿を使って、ふちに折り紙で花や水玉をつけ、髪の毛を毛糸で、鼻を紙粘土で表現するなどの工夫が施された素晴らしい出来映えの作品がホール内を飾り、参加された方の目を楽しませていました。またハロウインということでお姫様の格好をするなど、可愛らしい仮装やお洋服を着たお子さんたちの輪の中へ私達も加わり、演奏される音楽にあわせて歌ったり身体を動かしたりするなどして楽しい時間を過ごすことができました。
ひとときの間ではありましたが、皆さんが一緒になって楽しめる時間を共有し、またそのお手伝いができたことに私も感謝しています。ありがとうございました。
これから、コンサートへ皆様をご案内しましょう。
ごゆっくりお楽しみ下さい。





























もどる